NAVERまとめを除外したいんです。
それはもう、切実に。
Naverまとめは便利だ。芸能人のゴシップとか本来知る必要すらないような情報を検索して、信憑性のない断片的な情報から想像を膨らませて楽しむには最適と言える。
勿論、今夜のおかずを何にするかと言った、重要な決定をするときには使えない。信憑性、可読性、独自性、そして情報量において他メディアに比べ圧倒的に劣っているからだ。
だが問題は、にもかかわらず、google検索で上位に表示される点にある。
キュレーションサイトを検索結果から外すには、Personal Blocklistプラグインを使います。Firefox用、Chrome用があります。
Chrome用 ... Chrome ウェブストア Personal Blocklist (by Google)
Firefox用 ... Personal Blocklist (not by Google)
Firefox用で説明します。インストールするとブラウザ右上に赤いボタンが出ます。
この状態で普通に検索すると、検索結果の左下に「xxxxx.comをブロック」という項目が出てきます。これをクリックすると以降、検索結果にこのドメインのサイトが表示されなくなります。
ページ単位でなくサイト単位で表示されなくなるので、1クリックでまとめサイトを丸ごと一つ排除出来ます。
なお、ブロックを解除したいときは、先の右上の赤いボタンをクリックし、「ブロックの解除」をクリックします。
ただし、2018/11/28現在、Chrome用のほうが全く機能しないようです。「ブロックするための項目がサイト名付近から消える」というトラブルは過去にも数回起こっているようですが、少なくとも私の環境では一切の動作をしませんでした。代替として、Chrome用にはuBlacklistがあります。
uBlacklistの場合、一度そのサイトに入る必要があります。まとめサイトに入った上で、ブラウザ右上にある禁止マークをクリックし、「このサイトをブロックする」と表示された状態でOKボタンを押します。
まとめサイトの事を正確には「キュレーションサイト」といいます。
キュレーションサイト自体は本来悪い物ではないのですが、最新のSEOを徹底的に施した粗悪なコピペ記事の量産により、検索結果がゴミサイトばかりになるという事で、キュレーション汚染とまで言われています。
なぜそうなるかというと「クラウドソーシング」と呼ばれる、オンラインで個人に仕事を依頼する方法で、1記事100円等という低予算でど素人によるGoogle検索結果のコピペ作業で完成したページだからです。
広告収入を目的に記事を書くのは良いと思います。品質を保つには予算かモチベーションの少なくともどちらか一方は必ず必要です。問題は品質が保てていないことです。Googleは検索アルゴリズムの変更で対処するようですが、もういっそ営業妨害で訴えたらどうか。
ちなみに私がなぜ今頃キレたかというと、諸事情により中二病の壁紙を検索したら頭のほうをnaverが独占したからです。
壁紙は壁紙サイト自体がまとめサイトみたいな物です。まとめをまとめるとかもう訳がわかりません。