☆と大きな数の表現で一番でかいのは何だという話になって、
私的には那由他が好きだけど一番大きいのは無量大数だろうと思っていた。
http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/largenumber.html
ら、
http://www.geocities.jp/f9305710/kazu.html
その上がこんなにあるという。
一番トップが不可説不可説転といって、10の37218383881977644441306597687849648128乗の数だという。
はて。10のn乗と言ったときには、1の後に0がn個くっつく。
例えば10の3乗には1000つまり0が三つ。じゃあ不可説不可説転を文字で表してみようと思っても、実はコンピュータの世界では不可能だ。
なぜかというと例えば1[TB](テラバイト)のハードディスクがあったとしても、そこにはどうあがいても1,099,511,627,776個のゼロしか入れられない。つまりゼロが10の12乗個までの数字しか表記できない。2014年11月08日現在、3.5インチHDD(つまりパソコン内蔵のもの)で一番大容量で10[TB]らしいので、10の13乗くらいまではいけるかもしれないが、大差ない。嘘だと思っても試さない方がいい。画像も動画も音楽も大量に保存できる高級なハードディスクに、何が悲しくてひたすら数字の0ばかり書き込まねばならんのか。人生はそんなことのためにあるんじゃない。
ともあれ、今までラスボスだと思っていた無量大数は、クックック。奴は我々単位四天王の中でも最弱・・・レベルの雑魚だった。
というかもう、子供のごっこ遊びで「オレ最強!」「じゃあオレその10倍強い!」「じゃあこっちはその100倍強い!」みたいなノリで適当に名前つけていったらこうなったみたいなアホな誕生秘話がありそうでならない。特に最後のほうはもう不可思とか不可量とか不可説とか、無理無理無理!勘弁して!みたいな感じになっていて、考えた人もよっぽどいやだったんだろうなということが伺えるほどである。鳥山明も同情するんじゃないか。