アメリカにはデスバレーという観光地があり、そこで干上がった湖底にある石がいつの間にか移動しているという珍現象はわりと有名。
記事では、その謎がついに解けたといって、犯人は氷と風だとしている。
石は今年2月まで都合5回に渡って動いたのですが、ノリス博士たちがたまたま寄った12月には、レーストラック・プラヤには深さ7cmの水が溜まっていました。夜間に氷が張って、昼になるとその氷が溶けてパキパキと割れ、やがて氷片が絶え間ない風に流されて前にある邪魔な石をズリズリと推し始めたんです。
氷の厚さは3~5mm、風速は秒速3~5m、その程度でも石は動いたんだそうですよ? これには論文共著者のローレンツ博士も、「思ったより氷が薄いので正直驚いた。僕が思ったような浮力は関係なかったんだね」と話してます。
デスバレーの動く石の実働シーン初撮影、謎氷解…なのか?
http://www.gizmodo.jp/2014/08/post_15434.html