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Blender で地面を作る(テクスチャ使用)

以下はHow to make Realistic Ground の内容。+α。

1.基本

1-1.テクスチャのダウンロード

まずテクスチャを準備する。わかりやすいように石が多いものがいい。また、displacementマップを持っている必要がある。

今回は以下を使用:

https://cc0textures.com/view?id=Ground022

1-2.Planeの設置

[Shift + A]→[Mesh]→[Plane]で平面を追加

[Tab]でエディットモードに入り、右クリック→[Subdivide]を6回ほど繰り返しPlaneを細かく分割する

1-3.マテリアルの設定

[Shift+A]→[Texture]→[Image Texture]でテクスチャノードを追加し、カラー画像を設定する

1-4.Displaceモディファイアの設定

1-4-1.テクスチャの設定

Displaceモディファイアを追加し、テクスチャに、マテリアルに設定したテクスチャのDisplacementテクスチャを追加する

1-4-2.調整、細分化

Displaceモディファイアの設定に戻り、Strengthを0.04程度にする。

さらにSubdivisionモディファイア追加し、Subdivisionsの設定を4等の大きい値にする。

2.応用 拡大・縮小

2-1.displacementモディファイアの設定

この方法では、マテリアルに設定したカラーのテクスチャと、displaceモディファイアに設定したDisplacementテクスチャの座標系が1:1に対応していなければならない。マテリアル側とDisplace側で座標系がやや違うのでそれを考慮しながら作業する

2-1-1.Planeの追加

[Shift+A]→[Mesh]→[Plane]でplaneを追加する(Plane.001)。X,Y方向の位置が重要になるので、適当に移動させずに、真下に移動させるか別コレクションとしておく

2-1-2.DisplaceモディファイアにPlane.001を設定

Displaceモディファイアの[Texture Coordinates]に追加したPlane.001を指定

このままPlane.001をスケーリングするとDisplaceも拡大縮小するが、スケーリングの中心がPlaneの中央になっている。テクスチャ側のスケーリング中心が左端なので合わせる必要がある。

2-1-3.Plane.001を(-1,-1)へ移動

Plane.001を-1,-1へ移動する。z座標は邪魔にならなければいくつでも良い。

2-1-4.テクスチャの座標系を変更

[Shift+A]→[Vector]→[Mapping]を追加し、Locationを0.5,0.5に設定

Texture CoordinateはUVから繋いでおく。

これで、再びDisplaceモディファイアとカラーのテクスチャが一致するようになる

2-1-5.テクスチャとdisplaceをスケーリング

Plane.001側を0.5,0.5倍、テクスチャ側を2.0,2.0倍にする。

3.その他

Displaceモディファイアをもう一つ追加し、Cloudsなどを設定するとよりリアルな地形になる。

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