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VTKをCMakeしたときにうっかり出力先を間違えて同じディレクトリにdebug,releaseが混在してしまったが、幸い名前が違っているので区別可能な場合、PowerShellを使ってそれらを区別する。
なお、この手が使えるのは、vtkのlibファイル名が「機能名-バージョンd.lib」の構造をしているからなので、d.libで終わっていれば確実にデバッグ用だと判別できるから。
デバッグファイルで末尾がdで終わるファイル名だけの一覧を取得
Get-ChildItem -Path "d:/lib-files" -Recurse -Filter "*d.lib" | Select-Object -ExpandProperty Name
ただし、これだけなら普通のコマンドプロンプトでもできる。
リリース版の拡張子を除くファイル名はdがつかないので、「d.libで終わらない」という指定が必要。これはPowerShellでなければできない。
Get-ChildItem -Path "d:/lib-files" -Recurse | Where-Object { $_.Name -notlike "*d.lib" } | Select-Object -ExpandProperty Name
上記の応用で、いっそ別の場所にコピーしてしまえる。今後のことを考えるとそのほうが楽。
Get-ChildItem -Path "D:/lib-files" -Recurse -Filter "*d.lib" | ForEach-Object { Copy-Item -Path $_.FullName -Destination "d:/lib-debug" }
これで、D:/lib-files/*.d.lib を d:/lib-debug/ にコピーする。
Get-ChildItem -Path "D:/lib-files" -Recurse | Where-Object { $_.Name -notlike "*d.lib" } | ForEach-Object { Copy-Item -Path $_.FullName -Destination "D:/lib-release" }