ngPlantで木を作る(2)
というわけでngPlantの続き。主幹に枝を追加した後、枝振りを作っていく。
① |
Density
枝が生える密度を指定。
例えば、
Dencityが大きいと、
Length=15の幹から10本の枝、
Dencityが小さいと、
Length=15の幹から5本の枝、
というように変化する。
本数で指定したい場合は
③,④,⑤で設定する。
右図はそれぞれDensity=
0.3 , 1.0 , 2.5
|
|
② |
Variation
不明 |
|
③ |
Min.number
枝の最小の本数。
Densityが小さかったり、
元の幹が短かったりすると、
どう設定しても枝が表示されないことがある。
ここで設定すると、必ずこの本数だけは
枝が生成される
右図はDensity=0.01における
Min.Number=
0 , 3 , 10 |
|
④ |
Limit max
⑤Max.numberを有効にするかどうか。
無効の場合Densityなどの設定によって
枝がいくらでも増えるようになる。
右図はMax.number=3でLimit maxを
Off(左)及びOn(右)
Offの状態では、Max.numberより多くの
枝が生えてしまっている。 |
|
⑤ |
Max.number
幹の長さやDensityによっては、
枝がもの凄く多くなることがある。
この値を設定しておくと、最大でも
この数しか枝が増えなくなる。 |
④ ↑ 参照 |
⑥ |
Multiplicity
同じ場所から枝が指定した本数だけ生える。
枝を各方向に伸ばす場合、
大抵は沢山生やしてRevAngleで
巻くように生やすが、それでは同じ場所から
枝が出てこない。
右図は左からそれぞれMultiplicity=
1,3,7 |
|
⑦ |
Min. offset
枝が生え始める、根元側の位置を指定。
右図は左からMin.offset=
0.00 , 0.50 , 0.90 |
|
⑧ |
Max offset
枝が生え終わる、先端側の位置を指定。
右図は左からMax.offset=
1.00 , 0.50 , 0.10 |
|
⑨ |
Start RevAngle
RevAngleを指定するときの初期位置。
RevAngleは一番下(地面側)の枝から
何度回転という計算をするので、
一番下の枝が幹のどの方向に
ついているのかを決定する。
いわゆる「正面」が変わる。
|
|
⑩ |
RevAngle
枝が生える方向を角度で指定。
特にこだわりがなければ137.5度(黄金角)
にしておくと自然に見える。
右図はRevAngleを137度にした例。
ngPlantのRevAngleは小数点以下を
指定できない点に注意。 |
|
⑪ |
Variation
(予測)RevAngleが機械的すぎるので、
枝が生える方向にばらつきを持たせる(?)
右図は
Variation=0.0(左)と
Variation=0.9(右) |
|
⑫ |
RotAngle
枝そのものが回転する。
枝に対してStemのAxis variationなどを
指定しているとわかりやすい。 |
|
⑬ |
Declination
枝が生える上下方向の角度を指定。
左右の赤点を上下に動かして指定する。 |
|
⑭ |
Variation
枝が上に伸びるか、下に伸びるかに
ばらつきを持たせる
右図は
Variation=0.0(左)
Variation=0.5(右) |
|
この記事のトラックバックURL: